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【MBA】起業家インタビュー!

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今回はビジネスの第一線で活躍する起業家に

インタビュー!

 

株式会社 re:BOOSTARS

代表取締役 府川誠二社長

 

<経歴>

  1. デロイトトーマツ コンサルティング
  2. エンタメ、スポーツ、不動産で会社設立
  3. 攻殻機動隊リアライズプロジェクト
  4. FC今治イノベー ションディレクター
  5. スマートホームI oT事業会社設立
  6. スマートシティ事業展開。

 

ここから学べるMBAの原則

  • リーダーシップ(次世代リーダー論) 

 

<結論>

世界は地球愛をもつ

リーダーを求めている!

 

<インタビュー>

忙しくて帰れてないみたいですね。

府川社長:そう。週末だけ自宅に帰ってるよ。

 

ーやはり経営者だと忙しいですよね。

府川社長:でもかえってこれがいい!

夜遅く帰ってもみんな寝てるし、

体力的にもしんどい…。

イライラしてケンカも多かった。

でもいまはケンカはほとんどないし、

毎日家族と電話して、一緒に祈ってるよ。

 

ーそれはすごい!

仕事と家庭のバランス

しっかりとれているんですね。

府川社長:仕事を頑張れているのは、

まちがいなく家族のおかげ。

 

ー本を書きたいと聞きましたが、
どんなタイトルにする予定ですか?
府川社長:タイトルは「Promise(仮)」

勝手に師匠と思ってる(笑)

元日本サッカー代表監督の

岡田さんの受け売りだけど、

「経済を愛でまわしたい」。
その為に「Promise」が必要なんだ。
これは自分を高めていく決意を指してる。
何を高めるかというと「愛」。

愛には5段階あって、
1.自己愛
2.他人愛
3.家族・友人愛
4.人類愛
5.地球愛
上の段階ほど貢献する範囲が広がるんだ。

 

宇宙事業で有名なイーロン・マスクは、
最初は自分の夢を叶えるために、

つまり「自己愛」でビジネスを始めた。

次に人類の進歩に貢献する分野は、

  • インターネット
  • クリーンエネルギー
  • 宇宙

だと考えた。

後に合併してPaypalになるX.com、

太陽光発電の ソーラーシティ、

ロケット製造のスぺ―スX

を次々と立ち上げ、
電気自動車のテスラにも

投資して経営してる。
これが「人類愛」

いまは地球に何ができるかを考て、

  • 宇宙
  • 地球
  • 環境

問題に取り組んでる。
これが「地球愛」。

「自分がいまどこにいるのか?」
「どこにいきたいのか?」
を理解することが大事。

本来目指すべきところは、
「地球愛」
なんだってことを伝えたい。

 

ー社長のミッションは何ですか?

府川社長:家族を愛しまくってる経営者が

増えること。

 

ーミッション達成に向けて、

現在取り組んでいることは何ですか?

府川社長:経営者のリアルライフを記録して、You tubeで配信する準備をしてる。

今年の1月にアメリカに行って、

倉庫を設計する会社の経営者に会った。

売上はユタ州だけで年間15億円を超える。

一日をともに過ごす中感じたのは、

とにかく家族の仲が良い!

成功者は仕事の部分だけがスポットライトが

当てられているけど、

本当の成功は家庭の中にある。

仕事と家庭のバランスが

取れている人は、

言葉と行動が一致している。

そういう経営者になりたいし、増やしたい。

このプロジェクトを

ホワイトベース

って名付けて力を入れてるんだ。

 

ーどうしてホワイトベース

という名前にしたんですか?

府川社長:ガンダムが好きだから(笑)。

やっぱり若い人たちを育てたいから、

「真っ白をベースに

している若い人たちは、

何色にでも染まれる!」

っていう意味を込めた。

ホワイトベースは空母で、戦って傷ついた

ガンダムたちが帰ってくる場所。

帰る度にカニックが直してくれる。

さらに目的地に合わせて、

強みを活かせるように改造してくれる。

ジムに、キャタピラーとキャノンを

装備して、ジムキャノンとかね。

 

ーそれは分かりやすい(笑)。

府川社長:出発するときには勢いよく

送り出してくれる。これをやりたい!

 

ー経験した困難TOP2は何ですか?

府川社長:最も困難だった時は、

だまされて全財産を失ったとき。

従業員も失った…。

応援してくれた人たちに謝罪してまわった。

家族も苦しんだし、経済的にも苦しんだ。

 

ーどのように乗り越えましたか?

府川社長:妻と子供がいなかったら

死んだかもしれない。

ひたすら…ひたすら止まらずに動いた。

そしたらなんか良くなったね。

 

ーそれは思いがけず助け舟

来たとかですか?

府川社長:デロイトで働いている知り合いが、

「そういえばデジタルでおもしろいこと

やっているよね?実はデジタルで

立ち上げようと思ってる事業があって、

できる人がいないんだよね。

やってくれない?」

と声をかけてくれた。

このおかげで以前よりも事業の規模が

格段に大きくなったんだ。

困難のあとには必ず

それ以上の得るものがある!

 

次に困難だったのは会社の乗っ取り未遂事件

事業に出資すると手を挙げた数社の内の1社が

乗っ取りを企んでた。違和感はあったけれど、

自分の都合の良い解釈をしようとした。

けれど、ずっと心の中に

「それはダメ、ダメ、ダメ。」

声が聞こえた。

最初はその声に逆らって、

お金を選択しようとした。

半金の数億が入ってきたときに、

その声はますます強くなって、

「お金をとるか、家族を選びなさい。」

って聞こえた。

出資者へのプレゼンに向かう途中の高速で、

方向を変えて実家に向かった。

半金はすべて返却した。

出資の話は無くなったけれど、

父親と永遠に続く絆を作ることができた。

そして、その後すぐそれを上回る規模の

仕事が入ってきた。

 

最も支えになったことは何でしたか?

府川社長:全部財産を売って、従業員も

泣かせて、家族だけが残った。

子供の祈りがなによりの

支えだった。 

純粋な祈りは必ず届く!

     

ー社長にとって成功の秘訣は何ですか?

府川社長:どういう人になりたいかを

明確にイメージして、逆算して行動する。

それがあれば落ちたときでも

どこに進むべきかを見失わくてすむ。

何度でも立ち上がれる。

「金持ち父さん、貧乏父さん」

で有名なロバート・キヨサキの師匠、

ロバート・アレンのこの言葉は真実だと思う。

 

「目標を熱烈に、

ひたすらに、

明確にい描くことが、  

成功につながる。」

     
次世代の若者へ、メッセージを

お願いします。

府川社長:「起業しなよ。」かな(笑)。

きっかけは尊敬する上司に相談したときに

「日本で成功して、すべてをささげてくれる

リーダーが何人も必要で、すべてをささげる

には4つの分野での成功が必要です。

  1. 経済的な成功(時間を自由に使うため)
  2. 社会的な成功(話は聞いてもらうため)
  3. 家族で成功(真の幸せを得るため)
  4. 教会での成功(人々を導くため)

いまから備えてください。」

この言葉を聞いて、4つの成功を

成し遂げようと決意した。

次世代の若者へのメッセージは、

「4つの成功を成し遂げて、

すべてをささげられる

リーダーになれ!」

 

<まとめ>

地球はすべてをささげられる

リーダーを求めている!

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次回、「なぜ会社は変われない?」につづく。