【MBA】MBAを取ったら…
<推薦図書②>
「戦略プロフェッショナル」
著者:三枝匡
発行所:ダイヤモンド社
<あらすじ>
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大企業に勤める広川(36歳)は、MBA取得後に
提携会社を担当し、その会社から取締役としてスカウトされる。大企業を離れることに戸惑いつつも、「自由な挑戦がしたい!」と出向を
決意。戦略を通して数々の難題をクリアし、
経営危機を救う!
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この本、実は筆者の実体験を脚色したもの。
同年代のめざましい活躍を見て学んだことは...
MBAの知識を応用できれば、
経営危機を救うこともできる!
理由①
本当の問題が見極められる
着任したばかりの広川は、
- 最近の売り上げはどうか?
- 市場の大きさと成長の余地は?
- ライバルと比較して何が違うのか?
- 自社の強み、弱みは?
と質問をしながら現状分析をしていく。
そして社内と利用者の認識のギャップから、
「製品の問題ではなく、売り方の問題である」
ことを突き止める。
理由②
手を打つべきタイミング
が読める
広川は販売製品が最先端であり、ライバル会社はまだ追いついてないと知り、プロダクトライフサイクル(下図参照)の成長期であると判断。すぐライバル会社の新製品導入時期の裏付けをとる。そこで猶予期間が一年と知り、手遅れにならないよう急ピッチで戦略づくりを進める。
広川は
どんなに良い製品でも成長期を逃すと利益が出せない!
と知っていた。
理由③
難しい戦略をシンプルにできる
広川は年間9台しか売れなかった製品を年間100台売るという大胆な目標を打ち出す。
みんなが唖然とする中、その根拠をわかりやすく説明する。そして共に戦略を練る間に…
勝てる?
勝てる?
絶対勝てる!
とみんな徐々に自信を深めていく。
さらに誰が、誰に、いつまでに、
どのように働きかけるかを明確にした
ひと目で分かる確認チャート
を生み出した。
広川は
シンプルな戦略こそ最良である
と知っていた。
まとめると…
MBAの知識を実践できる人は、
会社の強みを活かし、
適切なタイミングで、
誰でも分かるかたちで
戦略を実行できる!
広川の考え方は「なるほど〜!」🤔ばかり。
どうしたらこんな考え方ができるのだろう?
次回、「え⁈ピラミッド?」に続く