【MBA】TEAM OF TEAMS
<推薦図書12>
「TEAM OF TEAMS」
著者: スタンリー・マクリスタルほか
発行所: 日経BP社
あらすじ
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アメリカ精鋭部隊が、なぜ寄せ集めの
常に変わり続ける環境のなかで、
勝ち残る組織の条件とは?
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ここから学べるMBAの原則
- 組織論(チームビルディング)
<結論>
小さなチーム×見守型リーダー=
勝ち残るチーム
①苦戦の要因
- ネットワーク化された組織
- スピーディーな攻撃
- リアルタイムに姿を変える
例えるとビリヤードの最初のショット🎱
白い球を強く突いて色付きの球の先頭に
ぶつけると、はじけるように転がっていく。
どこに転がるかは予測不能。
ビリヤードと違うのは、
アメリカ軍が到着する頃には、
既にアルカイダは散らばっていること。
居場所が掴めない相手じゃ、
精鋭部隊でも戦えない。
②命令型からチームへ
最大の障害は命令型組織。規模が大きく統率
された軍隊は、予測に基づいた計画実行には
とは相性最悪😱
<足りなかったもの>
- 機動性
- 柔軟性
- 結束力
- スピード
<組織改革>
1.小さなチームで機動性と柔軟性アップ。
チームの中にさらに小さなチームをつくり、
気心の知れたもの同士が組めるように。
小回りのきくコンパクトカーのように、
入り組んだ市内を潜り抜けて現場へ。
変化に柔軟に対応できるように👌
2.徹底的な情報共有で結束力アップ。
組織の壁を壊し、全員が同じ情報を共有。
- 全体像が共有できる
- 互いの必要なものが分かる
- 決断が早くなる
互いに非難し合っていた戦闘員と分析官が、
手を取りあうように👏
3.権限譲渡で対応スピードを早める。
司令官は…
以前: チェスを指す人
現在: 農園のオーナー
つまり自分で指示はせず、雑草(組織内の障害)を取り除き、栄養(権限と情報)を与え、
ひたすら見守るということ。隊員1人1人が
責任感を持ち、その場で判断できるように💪
徐々に追い詰め、ついに14年にも渡る
長い戦闘任務が終わった。
<まとめ>
小さなチーム×見守型リーダー=
生き残る企業
次は次世代リーダー育成について。
次回、「起業家インタビュー!」につづく。