【MBA】1学期を終えて(後編)
1学期を終えて(後編)、マーケティング基礎。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです🌟
<結論>
マーケティングプランをつくりあげることで、新たな景色(経営者視点)に一歩近づける!
マーケティング基礎
新たな目線と視点が得られる講義:
予習の成果もあり、幸先良くスタートが切れました。新しい発見がたくさんあり、毎回楽しかったです。特に面白かったのはマーケティング目線。身近なアンケートや企業サイト内にある様々な仕掛けなどなど、「なるほど!」がたくさん。「目線を変えるだけでこんなに見え方が変わるんだ😳」と驚きました。
Appleやコカ・コーラなど、上手にブランド戦略をしている企業を参考に、スライドだけでなく、動画も使って説明してもらえたのがとても分かりやすかったです。原則が普段目にしている公式サイト、CM、キャンペーンに反映されているのをひとつひとつ確認することができました。You TubeやSNSで広告を見るたびに授業を思いだします🤔
ディスカッションで様々なバッググラウンドをもつ仲間から異なる視点で意見を聞けたのが刺激的でした。同期は医薬品、医療機器メーカー出身が8割くらい、他にも経営者、起業家、銀行員、商社の方がいました。また日本在住ではない方も多く、アメリカやアジアで活躍している方が多数参加しています🌟
順番に進めていくことで、自然とマーケティング分析を学べる小論文:
全部で3つのアサイメント。課題はすべてハーバードビジネスレビューから。
講義で何度も強調されたポイントは下記の3つです。
1.結論から書く:CEOはとにかく忙しい!結論から書かないと見てもらえません。
2.質問にまっすぐに答える:読み手の「知りたい」にとことん向き合って答える。
3.絶対にルールを守る:枚数上限、フォント、文字の大きさなどルール違反は減点。
講師からの講評から、自分ではまっすぐ答えたつもりでも、読み手の「知りたい」に応えられていなかった部分に気づきました。いつのまにか「自分の書きたいこと」を優先してしまっていました。反省😞
マーケティングで達成できる目標を、集めるられるデータをフル活用して回答する必要があります。自分の提案がなぜ最良の案なのかを示す数字的根拠を探し出すことが難しく、とても考えさせられました。実務でも提案が机上の空論にならないように、しっかりとデータに基づく根拠を語れるように心がけます👍
課題の流れ:
1.10ページ程度の記事を読む
2.与えられた3つの質問または課題に対して自分の考えをまとめる
3.論文にまとめる
順番に進めていくことで、自然とマーケティング分析を学べるようになってます。
上限はA4で2枚。配点を考慮して、最初の2つの質問をそれぞれ半ページずつ、3つ目の質問を1枚でまとめるかたちで書きました。
実際の課題:
Case #1-Direct Consumer Brands(DTC) メーカーが消費者に直接販売する手法
Q1:1社を選んでSWOT分析(強さ、弱み、機会、脅威)。
Q2:DTCは一時的な流行か?それとも新たな時代となるか?自分の意見で述べよ。
Q3:もしNIKEなどの世界的シューズブランドのマーケティングマネージャーだったら、DTCブランドに対してどんな対策をとることを提案しますか?
Case #2-Vinschool
Q1:拡大に向けてどんな重要課題がありましたか?
Q2:SWOT分析。
Q3:もしあなたがVinschoolの責任者だったら、親会社にどんな提案をしますか?
Case #3-Promoting Land and Nature Jerky
Q1:SWOT分析。
Q2:5フォース分析(新規参入の脅威、売り手の交渉力、買い手の交渉力、代替品の脅威、競合企業)。
Q3:あなたがマーケティング責任者だったら次の役員会議で何をプレゼンしますか?
経営者の「知りたい」と消費者目線にとことん向き合うマーケティングプラン:
マーケティングプランの聞き手は経営者なので、現役の経営者に無理を言ってお話を聞かせてもらいました。「経営者がどんなことを聞きたいのか」が聞けて、とても勉強になりました。また妻に消費者目線の意見をたくさんもらいました。本当にイオンのマーケティング担当になったつもりで、時間のゆるす限りあらゆる資料に目を通して向き合った日々は、生涯忘れないと思います。評価はどうなるか分かりませんが、全力は尽くしました😊
1社を選んで、その企業の商品またはサービスについてマーケティングプランを書くという課題です。最終論文として今まで勉強した知識を総動員して、上限9枚のレポートで表現します。ちなみにぼくはいつもお世話になっているイオンのプライベートブランド「TOPVALUE」を題材にしました。
要求事項を一つ一つずつ答えていくと自然に整理できるようになっています。自分の主張の裏付けとなる資料や数字を見つけるのにとても時間がかかりました。量が多く、書いていくうちにブレてしまったので、何度も何度も読み返して確認しました。
要求事項:
新たな景色が見えるようになったいう実感:
まずはやりきったことが自信になったと思います。大量の情報をどうまとめて良いか分からず、手が止まった時期もあり、「間に合わないんじゃか?」という思いが頭をよぎったりしました。妻からも「なんとか空気がよどんでいる・・・。」と指摘されました。どんなときでもポジティブな思いと気分転換が必要ですね。マーケティングプランを未熟ながらも一通り書ききったことで全体の流れが俯瞰できるようになったことが大きいです。現場監督として初めて建物完成までやりきったときの感覚に似ている気がしました。新たな景色が見えるようになったと感じてます。経営者の視点に一歩近づけたら嬉しいです。どんなプロジェクトをするにあってもきっとこの経験が役に立つはず🌟
<まとめ>
マーケティングプランをつくりあげることで、新たな景色(経営者視点)に一歩近づける!
次回、「マーケティングスクール塾長」につづく。