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【MBA】組織行動論④

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組織行動論Week3とWeek4の間には90分間のテストがありました。必死に勉強したつもりが理解が甘かった😅何個も正解や間違いがあるような選択肢が絞りきれませんでした😖

勉強会の仲間のアドバイスをもらって、プレゼンするように声に出して、身振り手振りをまじめて読むようになりました。これのおかげで理解度あがりました。オススメです🌟ちょっと恥ずかしいけど😅

Week4はコミュニケーションがテーマです。「すれ違いが起きてしまうのはなぜだろう?」「どうやったらもっと上手にコミュニケーションがとれる?」について深く考える時間になりました😊

 

結論:

人を好きになる天才になれ!

 

すれ違いはなぜ起こる?

理由の1つ目は、下の図です。「アークオブディストーションと言って、送り手と受け手の情報の歪み(ギャップ)を描写しています。特に、海外のチームとやりとりしてるとこのギャップを感じます。満面の笑みで「分かりました!」と言ってくれるのですが、もう次の瞬間違うことしてたりすることもあります😅根気づよく相手の理解を確かめることが大事ですね!

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アークオブディストーション

 https://www.miraiarch.jp/column/mgmt/arc/から参照。

 

振り返ってみると「以前にも伝えたよね?」って聞いてしまっていた自分を強く反省しました😞

情報を伝えたら終わりじゃなくて、相手と共通の理解を持っていることを確認できて初めて、コミュニケーションが成立することを忘れないようにしないとですね👍

 

理由の2つ目は、下の図です。ジョハリの窓と言って、自分と他人の認識のズレを理解するのを助けてくれます。これをやってみて、自分の気づいてない自分や他人に認識されていない部分が多いことに気づきました。このズレがすれ違いを生むわけですね。

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ジョハリの窓

 https://potect-a.com/utilization/johari_window/参照。

 最近、情報発信力を高めようとTwitterを始めたました。でもプロフィールがなかなかしっくりこない・・・。そこで期待の若手に「もし○○×○○でぼくを友達に紹介するとしたらどんなキーワード入れる?」って聞いてみました。すると「寄り添い×生きがい」って言ってくれました。また「一緒になって気持ちを考えてくれるところを慕ってくれている」と教えてくれました。自分の気づいていない良さに気づかせてくれたことに感謝🌟

 

どうやったらコミュニケーション上手になれる?

講義ではコミュニケーション上手になる為に、「なぜ人が動かされるのか?」について学びました。その原則をまとめたのがチャルディーニの6原則です。つまりこの原則を上手に使えば人を動かせるというわけです🤔

 

1.好意

好意を持ってもらう方法についてディスカッションしました。大きく4つにわけてみました。

  1. 身だしなみを整え、親しみやすく接する
  2. 似ているところを見つける
  3. ほめる
  4. 馴染みを持ってもらえるよう頻繁に連絡

 

みなさんだったら次のうち、誰に頼み事をしたいと思いますか?

  1. 毎日顔を合わせる営業のXさん
  2. 毎週1回の会議で会うYさん
  3. あまり会うことがないZさん

 

講義では、みんな「1」を選んでました。長く時間を過ごすよりも、コンタクトの頻度を高める方が好意を感じやすいという実験結果が出ているようです。

馴染みを持ってもらう努力が足りてないなと感じました😖もっとコンタクト頑張ります👍

 

2.返報性

人に何かしてもらったら、「お返しをしたくなる」という心理です。説明を聞きながら、「あるある」とひとり頷いてました。

財務会計の勉強会ではいつも教えてもらってばかりだからと、お返しできるように一生懸命勉強しました。財務分析では少しお返しできて良かったです。誰かの為に精一杯サポートすれば回り回って返ってくるという話ですね😊

 

3.社会的証明

やっぱり行列ができるお店は気になっちゃうし、入りたくなるという心理です。行列が社会的な信用に結びつくようです。さらに人は後悔したくない思いがあるので、「他人が並んでいたから」と言い訳ができることもポイントなのだそう。たしかに言われてみると身に覚えがあります😅

 

4.一貫性

「人には自分の言葉、信念、考え方、行為を一貫したものにしたい、あるいは、他者からそう見られたいという欲求がある。 」と聞いて、「たしかに!」ってなりました💡

たとえば…

• 聞いている音楽がいつも一緒
• 面白くなくても最後まで見ちゃう

• 席は決まってないのに同じ席に座りたくなる
• 迷ったあげく、いつもと同じモノを買う

その欲求を満たしてあげればいいわけですね🤔


5.権威

本の帯にある「H大教授も絶賛の〜」 「現役T大生が実践している〜」と言った宣伝文句を見ると興味が湧いてくる心理です。有名人の名前や肩書きを見て、信じてしまうわけですね。ぼくは尊敬している人の名前が入ってると思わず手にとっちゃいます🤣 


6.希少性

期間限定や数量限定だと、欲しくなっちゃう心理です。子どもたちにも「いましか買えないんだよ!」と力説されます😅

人も同様で「あの人にしかお願いできない」と思ってもらえる人のまわりには人も仕事も集まりますね🌟

 

この投稿を書いてるときにちょうど読んでいた本が「人生の勝算」前田裕二。

https://www.amazon.co.jp/人生の勝算-NewsPicks-Book-前田-裕二/dp/4344031369/ref=nodl_

 

筆者が尊敬している人として名前を上げているのが、UBS証券の宇田川さん。いまはSBI証券の取締役のようです。この人がスゴイ。好意と返報性の原則をフル活用しています👏

 

人に好かれる天才で、掃除のおばちゃん、受付の人、タクシーの運転手までもみんな彼のファンだったそうです。そんな彼のアドバイス

「勉強なんていらないよ。とにかく人に好かれること。秘書でも、掃除のオバちゃんでも、受付の人でも、好かれなきゃダメだ。」「人生の勝算」前田裕二より引用

彼は人を好きになる天才で、まず名前を覚え、良いところを見つけて、相手を好きになるそうです。そうすると相手も彼を好きになって彼を助けたくなる。

 

1人だと1が限界でも、みんなで協力すれば1✖️1が10、100いやそれ以上にもなることを体現しているわけです。

 

人に好きになってもらえるかどうかは選べないけれど、人を好きになることは選べます。だから「人を好きになる天才」を目指します🌟

 

まとめ:

人を好きになる天才になれ!

 

次回、「財務分析⑤」につづく。